ハワイアン食材の危険な落とし穴  内容:潮吹き穴

Sent on 04/22/06



ちぐさランダム389号

ハワイアン食材の危険な落とし穴

ランダムが8年目に突入するも、いまだ質問に答えられないこと多々あり。何事もアナ不思議と疑問を持ち初心忘れずの気持で調査が肝要!!そこで今回探究した結果・・ハワイアンフードは危険と紙一重・・・という落し穴があることが判明しました〜。

★穴のそばにあるこの棒は???
ハナウマ湾からサンデービーチにかけてカラニアナオレ・ハイウェーを行くと、男性的な力強さを感じさせる景色が続く。道路の端は切り立った崖が海にせまり、眼下は荒々しい波がドド〜ンと押し寄せてはかえしている。

荒波が岩に砕け潮が勢い良く出る穴を眺めている時、「あの棒なあに〜?」という素朴な疑問を受けて「えっ??」と立ち往生。

この棒を調べていくと、観光地として有名なここ、潮吹き穴がハワイアン食材の採れる穴場で危険な落し穴と判明。

それというのも・・・真黒な岩場に「とこぶし(小さいアワビのようなもの)」のように岩にピッタリ張り付いている円錐形の小さな一枚貝「オピヒ」。これが大変な珍味で、ハワイアン料理の代表的一品!近年は捕獲がたたってか(?)極めて少なくなっているが、この荒波押し寄せる危険な場所がオピヒを採集するのに最適な所。これを採るために死ぬ人もいて、「死の貝」とも呼ばれるハワイ固有の貝で、貝殻は貴重なため飾りや貨幣としても使われたのです。

  

またこの辺りは磯釣りのメッカでもあり、波が荒い分美味しい魚が獲れるが、魚釣りをしている間に波にさらわれて亡くなる人も後をたたない。これらを憂えたホノルル・日本・フィッシング・倶楽部のメンバーが、1931年から1941年にかけて「危険」「Danger」と日英両語でペンキ塗りした木製ポール(ワシントンモニュメントのような棒)を、亡くなった方の慰霊と魚やオピヒを採る人への警告サインとして建てたのが始まり。

一時はオアフ島内で50本以上にもなったが、長年の間に風雨荒波にさらされ、あるいは故意に壊されて現在ではこの潮吹き穴と、漁夫が「自殺のポイント」と呼んでいるハナウマ湾の右にあるPaioluoluの2箇所にしか残存していない。

また潮吹き穴のポールは波に洗われペンキは剥げ落ち、当時書かれた「危険」の文字は解読不可。その上60年から70年以上も昔の話なのでいきさつを忘れた人も多いというわけ。

この6年間だけで24名がこの近辺の磯で亡くなっていて、今も危険な穴場がイッパイ。このため地元の消防署ではこれ以上水難犠牲者が出ないよう、ハワイカイのチャイナ・ウォールに昨年12月、昔と同じく日・英語で「危険」「Danger」とペンキで書いたポールを建立したので〜す。

いくら美味しいハワイの食材でも墓穴を掘ってまで食べようとはね〜。

★ 局庵独り言:熟年離婚を防ぐワンアド その15 ハワイアン食材の料理法・・
今年1年は団塊世代の退職準備期間。退職離婚にならぬよう、ハワイで夫婦楽しく過ごせるよう、戌年にちなんだワン・ポイント・アドバイス(ワン点アドと省略)をご紹介。

ポイ」といえば、タロイモをすりつぶした糊状のハワイアンの食物。ところが日本で流行っている「ポイ」は煮ても焼いても食えそうにない困った代物。

「すみません。バスの中に忘れ物をしたっぽいんです。」
「このオプションに行って見たいっぽい。」
「パスポートを忘れたっぽい

形容詞を作る接尾語「ぽい」は「わすれっぽい」などと使ったり、「紙をぽいと捨てる」の擬態語は軽く捨てたり投げたりする様を表すが、この頃日本の観光客が使っている「ぽい」はどう解釈し料理したらいいのでしょうか・・・


(ワン点アド)
年とともに「粗大ゴミ」に変身するトッポイ男の料理法もこれしかない。今すぐ「ポイ!」。

局庵


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