Sent on 01/27/07
ちぐさランダム426号
これは何だか気になるわ
世界的に有名なリゾート観光地のハワイで、他の国の観光客は全く行かないのに、日本人観光客だけが毎日数多く訪れるスポットがあります。ローカルにとっては、「何でここだけ、日本人がたくさん来るの?どうしてこんなに有名なの?」気になってたまりません。
ホノルル空港から出たバスの多くが、ワイキキに行く前に立ち寄り、皆がその前で記念写真を撮る。ハワイの人の間では、ウエディング写真を撮るか、あるいはプリンス・ロット・フラ・フェスティバルの会場として有名なのですが・・・日本人観光客に、「なんでモアナルアガーデンが有名なの?」と公園名で聞いたらピンとこない人が多い。
ところが、ここにある樹齢130年ほどのモンキーポッド(アメリカねむ)の木を指して、「この木何の木!」と紹介すると、とたんに「わ〜!すごい。」というリアクションになり、多くの方がコマーシャルソングまで歌ってくれるのです。
(今までどんな木が「この木」に選ばれたかという歴史は日立のWEBをクリックし、「この木」の詳細は、左の写真をクリックすると、プロファイルに飛びます。)
「この木」が、このたび、地元ハワイで新聞の一面をにぎわすことになりました。というのも、これから10年の間「この木」に払われる広告費が、非常に高額なもので、それを日立が同意したからです。余談ですが、 日立という会社名については、地元民の間で、なかなかしゃれっ気がある名前と思われています。Hitachiの発音がHe touch=「ちょっと触る」に聞こえるんですもの。モアナルア公園の「この木」は、1973年から日立の5代目のシンボルマークの木となり、1年間で2万ドル(240万円)の広告代が払われてきたそうですが、この度オーナーと日立間で広告代が合意され、4百万ドル(4.億5千万円)、10年契約となりました。そのわけは・・
この公園の歴史は大変由緒あるもの。持ち主のサミエル・デーモンさん(Samuel Damon)は、カメハメハ王家最後の直系子孫で、ビショップ博物館の創立者としても有名な、パウアヒ王女(Princess Bernice Pauahi Bishop)のご主人である、ビショップ氏の友人で仕事のよきパートナーでもありました。
1884年に亡くなったパウアヒ王女の遺言により、この土地はデーモンさんに寄贈され、のちに彼の遺言で、財団を設立して、その基金が続く限り、今日まで無料で一般市民に開放されてきました。その間に日立が「この木」を見つけて、広告に取り入れ、日本全国に広まったのです。
2004年にデーモンさんの最後の孫の方が亡くなり、財団が整理されることになりました。この時、所有者によってはこれからこの公園が一般に開放されないのではないかと、日本からも心配するメールが届いていました。
「この木」は、樹齢、コンディション、形や大きさなどから計算すると、15万ドル(1800万円)以上もする、ハワイ州全島のモンキーポッドの中で、一番価値がある木といわれていますが、「特別な樹」に指定されているため、市議会の承認がおりないと、他の場所に植えかえることも、切り倒すこともできないアンタッチャブルの木。
オーナーであっても、枝の1本も切れないという制約があってか、この公園を引き継ぐ人がなかなかいなかったと聞きます。最終的には、ひ孫にあたるジョン・フィリップ・デーモンさん(John Philip Damon)が、22エーカーの公園を5百万ドルで購入。途中日立に白羽の矢をあてて、この公園を買ってくれるか聞いたけれど、日立は購入を辞退し、公園を維持するために、「この木」に多額の広告費を払うことにしたと聞いています。
この申し出が幸いして(?)、公園は今までどおり市民に無料で開放。公園の管理費が1年間で60万ドルかかるので、日立からの40万ドルを差し引くと、あと20万ドル不足。これについては、イベントやウエディングに公園を貸してカバーするみたい。
「この木を見学することができなくなるかもしれない。」と皆さんに気にかけていただきましたが、これでご安心ください。この木なんの木は・・金になる木となりました〜!
(モアナルアガーデン開園時間 月〜金 7時から6時 土日祭日 7時半から6時)
★姫庵独り言:ハワイの日本人ジョーク集 その4 この靴なんとか気になる修理
ハワイに住んでみてすごく不思議で、同時に気になることがあります。日本では新宿や渋谷など主な駅には必ずといっていいほどかかとや、靴底をその場で修繕してくれる店がありますが、ハワイで靴の修理屋を探すのが大変。
靴の修理について周りの人にどうしているか聞いたら、修理する所が余りないので、修理しないで最後には捨てるという人もいてびっくりしました。
働く人が多いワイキキで修理屋をじっくり探してみましたが、見当たりません。ようやくアラモアナのシアーズ1階で見つけましたが、かかとを直すような簡単なものでも、修理に数日かかります。急ぎで頼むと、20分ほどでやってくれます・・・が、特別料金が加算$$。空港とアラモアナ間にカパラマという地区で開いている店がWhile U waitという看板を掲げて直してくれ、ここは料金が安いです。他にあったら教えてね。でもなぜハワイは修理屋が少ないのでしょう。気になるな〜
日本人は、せかせかとよく歩くので靴のかかとが減りやすく、修理屋が儲かる。
ハワイの人は、のんびり歩き、短い距離でも車で行くので、靴のかかとが減らない。その上普段は靴をはかない!ゴムぞうり愛好者が多い〜。靴の修理じゃ、金にならん。
姫 庵![]()
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知れば知るほど楽しめる 楽園のホント
「ハワイ@ランダム」今岡千草著
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ハワイ現地るるぶデスクで若干限定販売中 15ドル
単行本2冊目出版予定は初夏。乞うご期待。
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