Sent on 05/06/07
ちぐさランダム440号
千の波に乗ったドン・ホー
ハワイで、代表的なミュージシャンの一人、「タイニー・バブルス Tiny Bubbles♪」のソングで有名なドン・ホー(Don Ho)さんが、4月14日76歳で亡くなり、Boy's dayの5月5日、数多くのカヌーに伴漕されながら、ワイキキ沖合いの海で散骨、深い眠りにつきました。
散骨はハワイに昔からある習慣で、サーファーやエンターテイナーをはじめ、この方法を選ばれる方が多々います。特に1968年に亡くなったデゥーク・カハナモクの散骨セレモニーは、(先日来から何度も地元テレビで放映されました)ワイキキビーチがあふれるほどの人出に加え、数多くのカヌーが沖にでて、評判のものでした。
今回、ドンホーのご遺族は、静かな散骨を考えていたようですが、友達、知人、ファンそして地元民らが加わり、39年前のデゥーク以来といわれる一大散骨セレモニーに発展。地元のテレビ局も連日葬儀について放送、KZOO(AM1250 日本語ラジオ放送)の電話応答でもリスナーから、何度も「何時、どこで行われるか」という問い合わせがはいるなど、そのニュースがオアフ島内飛び交うという異例の事態になりました。ハワイは人種のるつぼといいますが、ドンホーはハワイ、中国、ポルトガル、オランダ、ドイツと、5つの血がミックスしていて、高校時代はフットボールの花形選手でした。朝鮮戦争に従軍したのち、1964年からインターナショナル・マーケッ・プレイスで、デゥーク・カハナモクと一緒に、エンターテイメントを行ってきたのです。彼の歌い方は、夏の午後のひとときのような、けだるさと甘さがあり、特に白人の女性観光客を中心に大変受けていました。
その後1982年から1990年の間、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのドームでショーを催行。その後ドーム跡地にはカリアタワーが建ちましたが、今回カリア通りとアラモアナ大通りの角に、ヒルトン・ホテルが写真入垂れ幕をはり、ドン・ホーをしのぶ人々による献花が行われました。また同ホテルのフロント脇には彼の遺影が置かれ、親しかった人々のサインや別れの言葉も展示し、彼の偉大な業績をたたえたのです。
5日夕方から行われる散骨メモリアルと、それに続く3時間にわたるエンターテイナー達のメモリアルショーは、老若男女を問わず、2万5千名以上がワイキキビーチに集合するだろうという予測がメディアを通じて発表されました。
夜のショーがあるクイーンズ・サーフビーチの近くは、特に駐車場が少なく、市バスの臨時シャトルを足としてだすので、これを利用するようにラジオ・テレビでさかんに放送され、気分がどんどんアップ。
というわけで、普通ならばドライブしてワイキキに行く所、混雑を予想して、自宅から約45分かかって市バスでワイキキに到着。シェラトン・ワイキキとロイヤルハワイアン間のダイアモンドヘッドローンで行われた厳かなセレモニーに、まずは遠巻きとして(早く言えば野次馬)参加しました。
ヒルトンでは、彼のなくなった年齢に合わせた、76フィート(20メートル余り)の長いレイを、従業員総出で作り、彼に捧げました。
この写真はその時、ホテルのスタッフが、長いレイを皆で持って、式に参列する様子を写したもの。日ごろは競争相手であるはずの、ヒルトンもシェラトンもロイヤルハワイアンも、皆一緒になって彼の死を惜しみました。
それと同じ頃、ロイヤル・ハワイアン・ホテルのサーフルーム前のビーチでは、20〜30のカヌーとその漕ぎ手が彼のために待機。漕ぎ手は男も女も頭にレイポオをつけ、彼のヒット曲「I'll remember you」と書かれたおそろいのTシャツを着用。
漕ぎ手の一人と話した所、彼の遺骨はティーリーフで包まれた袋にいくつか分けられ、「かかわりのある親戚や友人がそれぞれカヌーに漕ぎ手と一緒に乗って、沖合いに行って散骨するんですよ。」って教えてくれました。
カヌーを長く漕ぐのは大変なので、豆ができないように黒い手袋をして予防。カヌーの横にあるアマと呼ばれる浮きにも、レイやティーリーフをかざり、散骨と同時に撒く花びらやレイも漕ぎ手達はたくさん用意していました。
![]()
![]()
![]()
10名余りの赤い腰みのをつけた若者が吹く、ほら貝を合図に、セレモニーに出席していた方々がティーリーフに包まれたご遺骨をもってビーチに現れ、待機していたカヌーに乗って海に出て行きました。
沖ではヨットやクルーザーもたくさんでて、彼に最後のお別れを。彼は、千の波に乗って、美しく澄んだハワイの海に帰っていったのでした。
余談ですが、本日はちょっと波が荒かったようで、沖でカヌーの1艘が沈んでしまい、ライフガードのジェットスキーで助けられるという一幕もありました。乗っていた皆さんは、ずぶぬれになっただけで問題はありませんでした〜!ご安心を。カヌーでの散骨は、ハワイらしい雰囲気が出てとてもロマンチックではありますが、千の波にうまく乗れることが大切で、もし波に乗れない場合は、今回のように沈んでしまうこともあるので、ある程度泳げることが大事なようでございま〜す。
★姫庵独り言:ハワイの日本人ジョーク集その18 波に乗り時流に乗る
カヌーでの散骨は、ある程度泳げないと難点ありという感じですが、カネオヘ湾のグラスボトム船で行う海洋葬散骨メモリアルは、そういったご心配いりません。
TPハワイツアーズ主催で、先日、日経新聞に紹介されたことで、波に乗り、時流に乗れたのでしょうか、ちょくちょくお問い合わせをいただいています。もしご利用いただけるようでしたら、詳細はこれをご覧ください。
波に乗るといえば、もう1つ時流に乗りはじめた事があります。それは、425号でご紹介したワンチャンのホテル!!なんと高級ザ・カハラのホテルから、以下のようなメールと写真を頂戴したのです。
- うちは意外にもペットオッケーのホテルなんです。小型犬のみですが、1回150ドルでご宿泊いただけます。ペット用ウェルカム・レイ、カハラ特製餌入れ、クッション、そして名前入りのビスケット付きでこのお値段。かのエリザベス・テーラーさんもご利用くださいました。カハラ特製餌入れとクッションは、どうしても一緒に連れて来れなかったワンちゃんへのおみやげとして、プールデスクにて購入して頂くこともできます!
![]()
![]()
ワンチャンの名前と性別わかりますか?ビスケットをよ〜く見てください。
答え:チャーリーちゃん オス
![]()
![]()
そして別途こんなこともあり! これはワンちゃん用ではなく、人間様用、念のため。
- ロマンティック・ディナーはいかが?二人だけの特別なディナーを特別な日に?当リゾート、ココヘッド・ガゼボを貸切にできます。
- ヘルシー志向の方にぴったり!ホテルのシーサイド・グリルでは、「ホッドドッグ」ならぬ「アヒ・ドッグ」がお召し上がりになれます。ジューシーにグリルされたまぐろが最高においしいです!
- 本格派和朝食!?メインダイニング「プルメリアビーチハウス」のジャパニーズ・ブレクファストがグレードアップ!元オークラの山里で修行をして、現在トウキョウ・トウキョウのエクゼクティブ・シェフの建守シェフによって考案されたもの。こんなにおいしくて本格派の和朝食は海外では食べたことない!っと好評です。
ホテルマンの推薦するこれらは、特別においしかったり、特別な配慮をしてもらったりするものばかり。 ザ・カハラで食べる和朝食、どんな「わ〜!」という驚きがでるか楽しみ〜〜!!
「波に乗り、時流に乗る」とかけて、月末の警官の交通キップ切りととく。
その心は、ノルマ(乗る間)が大切。ワイキキでは、横断歩道を必ず渡りましょう。警官にもノルマってあるらしく、横断歩道のないところを渡り、交通キップをもらった観光客の方、案外多いんですよ。・・・・月末は特にね。
姫庵
![]()
免税店の隣、ワイキキど真ん中ワイキキ・ショッピンク・゛プラザ地下1階にお立ち寄りください。
親切丁寧なスタッフが日本語でお手伝いします。年中無休 電話【808】921-8008
お申し込みお問い合わせはTPハワイツアーズ(e-mail)またはここへ知れば知るほど楽しめる 楽園のホント
「ハワイ@ランダム」今岡千草著
JTBパブリッシング出版 定価 1200円+税=1260円
ハワイ現地るるぶデスクで若干限定販売中 15ドル
単行本2冊目出版予定。お楽しみに。
